自治体キャラクター 無断使用対策
自治体の「ゆるキャラ」が、無断使用されるトラブルが各地で起きている。多くの自治体は「PRになる」と申請があれば広く使用を認めているが、無断で使われた上、イメージダウンにつながるケースも。実態を把握しきれていない自治体もあり、対応に頭を悩ませている。… 14年のゆるキャラグランプリで優勝し、21年にアニメ化もされた群馬県の「ぐんまちゃん」も無断使用とみられるイラストを用いたTシャツやバッグなどがネット通販サイトで出回っている。出品者の多くは中国の業者で、読売新聞がある中国の業者に問い合わせたところ、「わかりません」と答え、返信が途絶えた。県はぐんまちゃんを商標登録しているが、事業者に販売の差し止めを求めるのには1件につき最低10万円の弁護士費用がかかる。県は6月から出品サイトの運営者への通報を始めたが、「数が多すぎて、手が回らない」と漏らす。熊本県の「くまモン」も中国などアジアで人気が高く、無断使用は国際規模だ。県は18年、対策を広告会社に依頼。年数千万円の費用を投じ、これまで約300件について警告を出した。県くまモングループの担当者は「粘り強く対策していくしかない」と話した。
情報源: ゆるキャラ無断で使用…悩む自治体「数多すぎる」:地域ニュース : 読売新聞オンライン
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Local governments’ “Yuru-chara” are being used without permission, causing problems in various places. Many local governments allow the use of the images if there is an application that they can be used as public relations. Some local governments have not fully grasped the actual situation, and are worried about how to respond.