山口 商標登録 地域ブランド
山口県は本州最西端の県で、関門海峡を挟んで九州と対峙し、日本海、響灘、瀬戸内海と続く海岸線は風光明媚な観光資源となっています。土地の多くは山間部であり、川が海に注ぐ領域にだけ平野部が存在します。その山間部分には日本最大級のカルスト台地である秋吉台とその地下に広がる大鍾乳洞の秋芳洞があります。山陽側の地域は瀬戸内気候よりむしろ太平洋側の気候で、雨も多く、広島と同じように真砂土で覆われた土地のために雨に弱い面もあります。廃藩置県前の名称としては、長門と周防(すおう)の国があり、別称として、それぞれ長州と防州(或いは稀に周州)との呼び名もあります。徳川幕府の終焉をもたらした尊王攘夷の運動や明治維新は、幕末の偉人を輩出した松下村塾があり下関事件として英仏蘭米の列強四国と砲火を交えた長州藩が薩摩藩との薩長同盟の形で推進したことは歴史が示しています。山口県の水産物としては、「福」にちなんで「フク」と呼ばれるフク料理や、イカの女王といわれる「ケンサキイカ」、瀬戸内のハモなども有名です。山口県独自の酒造好適米である西都の雫を使用した日本酒も知られていますが、山田錦を用いた獺祭(だっさい)も山口県で製造されています。歴史的は建造物としては錦帯橋があり、また、萩市の松下村塾、萩反射炉、萩城下町、大板山たたら製鉄遺跡、恵美須ヶ鼻造船所跡が明治日本の産業革命遺産として世界遺産に登録されています。
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