和歌山県は6日、先月、中国・北京市に住む個人が子供服やネクタイなどの分野で出願していたことがわかった2つの商標について、「和歌山」の名称を勝手に商標として出願したことに対し異議申し立てを行った。県ではこれまでに6件の対応を迫られている。
情報源: 中国で「和歌山」商標出願 異議申し立て|日テレNEWS24
異議申立対象の商標(中国商標局のサイトより)
和歌山県は6日、先月、中国・北京市に住む個人が子供服やネクタイなどの分野で出願していたことがわかった2つの商標について、「和歌山」の名称を勝手に商標として出願したことに対し異議申し立てを行った。県ではこれまでに6件の対応を迫られている。
情報源: 中国で「和歌山」商標出願 異議申し立て|日テレNEWS24
異議申立対象の商標(中国商標局のサイトより)
1.INDIA:GAP TRADEMARK BULLYING、2:25 CNN、2:25
インドのGreen the gapというリサイクル業者がアパレルGAPにGAPを使うなと訴えられています。リサイクル業者はGAPに便乗する意図もなく業態も違うので困惑していると主張しています。
2.The legal growing pains of the craft beer industry、3:12
米国:小規模なビール醸造所でビール職人が精魂込めて造っているクラフトビアー業界では成長するにしたがって商標の問題が生ずるようになっています。
3.How to protect your IPR in China – businessplanet、3:15
中小企業が中国で成功するには、知的財産権の登録が重要と述べています。
1.Supreme Court: The Term in Review (2014–2015) Part 1 of 2、1:09:01
米国最高裁の2014年~2015年の判決を振り返ります。特許と商標分野(1:01:00前後)では、Georgetown Law CenterのProfessor John R. Thomasが解説し、商標分野では Hana Finantial v. Hana Bank, B&B Hardware v. Hargis Industriesについてコメントしています。
2.Civil Rules 2015—Failure to Preserve Electronically Stored Information、12:10
Amendments to Federal Rule of Civil Procedure 37(e), ESI (eletrically stored information)を損失した場合に懲戒とその要件について解説しています。
3.U.S. 5th Circuit Court of Appeals: Walk-through at the Courthouse、5:03
テキサス州の裁判所、この動画の裁判所ではありませんが、同じ州の特にテキサス州東部地区連邦地裁(EDTX)はプロパテント(権利者重視)のジュリスディクションの連邦地区裁判所としても知られています。
情報源: 「巨峰」は正式名称ではなかった!?意外な名前トリビアいろいろ | マイナビニュース
もともと商標や登録商標であった名称が普通名称化することは商標の希釈化(ダイリュウション又はディリューション:dilution)の1つです。また”普通名称化させる”は英語で”genericize”とも言います。折角、取得した登録商標を希釈させないことも商標の運用上、重要なブランド戦略となります。ちなみに、巨峰事件は大阪地裁 平成13年(ワ)第9153号、うどんすき事件は東京高裁 平成9年(行ケ)第62号、正露丸事件は東京高裁 昭和35年(行ケ)第32号になります。
情報源: ピエール・カルダン敗訴 最高裁判決 ブランド商標侵害裁判 | じゃかるた新聞 インドネシアの日刊邦字新聞
“ファッションブランド「ピエール・カルダン」(本部・パリ)がブランド名とロゴの商標権を侵害されたとして、インドネシア人実業家による同ブランド名などの商標登録取り消しを求めた裁判で、最高裁は11日、「知的財産法に基づき、最初に商標登録した者の権利が守られるべき」として、実業家の主張を認めた一審判決を支持する判決を言い渡した。これでピエール・カルダン側の敗訴が確定する。”
なお、ピエール・カルダンのブランド力は高く、中国では知名度ランキング1位となっています。
中国におけるブランド知名度 トップはピエール・カルダン – ビジネススタイル – nikkei BPnet :中国の一般消費者にブランド製品を欲しいかどうか尋ねたところ、全体の8割以上が「欲しい」と回答した。知っているブランド名は、「ピエール・カルダン」「ルイ・ヴィトン」「シャネル」の順だった。
偽造品の取引の防止に関する協定(Anti-Counterfeiting Trade Agreement、ACTA)を日本は2013年に批准していますが、国際的には未だ発効までは進んでいない状況です。このページでは偽造品防止関係の動画をいくつか挙げています。
1.ACRIS – Anti-Counterfeiting Rapid Intelligence System、3:08
ACRIS, created by EUIPO in cooperation with the European Commission, (DG Trade), is an application for collecting testimonies from EU companies affected by IP infringements.
偽造品の取り締まり News 商標_動画(リンク)
Anti-Counterfeiting Trade Agreement (ACTA)
地域ブランド 商標 地域ブランドの魅力は、その地域の伝統や風土、独特な自然、そして生産者や流通に関与する人の人柄や技術と深く結びついて生まれ、長い年月を経て育てられたものです。各都道府県の名称(テキスト)をクリックすると、動画を中心とした都道府県別の地域ブランド 商標・地域団体商標および地理的表示の紹介のページに移行します。また、地域団体商標は、平成18年4月1日の導入時に全国的には有名でなくとも地方では知られた地方ブランドを保護する制度として開始されていますので、その導入時に既に全国的な知名度を獲得していたいくつかのブランドは殿堂入り扱いで現状は地域団体商標として登録されていないものあります。また、そもそも地域名プラス普通名称のフォーマットに当て嵌まらない地域ブランドもあります。そこで当サイトでは各都道府県で地域団体商標として選ばれていないが全国知名度有りのブランドや地域名を含まないブランドについても順次”編集者の選択(Editor’s Choice)”として盛り込むことに致しました。
編集者の選択(Editor’s Choice)動画
沖縄県は日本の最西端に位置する県で、沖縄県は太平洋と東シナ海の間に点在する363の島から成っており、沖縄本島と、石垣島、宮古島などの離島からなります。気候は一部は熱帯性気候であり、沖縄本島などは亜熱帯性気候とされ、年間降水量は2,000mmと多いものの35度以上の猛暑日となることもほとんどない海洋性気候となっています。江戸時代、琉球王国は薩摩藩の支配下とされ、廃藩置県により沖縄県とされていましたが、戦後1945年から1972年に返還されるまでの間はアメリカの統治下であり、現在でも米軍基地は沖縄本島の総面積の15%を占めるほど数多く残っています。また、沖縄県は日本屈指の観光立県で、グスク時代の城跡遺跡は『琉球王国のグスク及び関連遺産群』としてユネスコの世界遺産に登録されています。沖縄県の旧称としては琉球王国に由来する琉球があります。
Visit Okinawa Japan -Four Seasons、2:06
鹿児島県は九州最南端に位置し、南側に突き出す形で薩摩半島と大隅半島があり、大隅半島と地続きの桜島が鹿児島湾に浮かぶ地勢を有しています。鹿児島県の離島としては、鉄砲伝来で有名な種子島、縄文杉などの世界遺産がある屋久島、奄美大島を含む奄美群島などからなる薩南諸島もあり、宮崎県との県境には霧島連山があります。廃藩置県前の名称としては、幕末志士を輩出した薩摩の国があり、薩州という別称もあります。古くは島津藩の琉球への出兵により服属させた琉球王国を窓口に、中国やアジア諸国との貿易を盛んにし、欧州からの文化の伝来地ともなっていました。中南米原産の薩摩芋も琉球から持ち帰られた唐イモが広まったものとされています。
【鹿児島メインムービー】BREATHTAKING KAGOSHIMA〜心奪われる鹿児島〜、2:53