元挺身隊訴訟 知財売却命令
【ソウル時事】韓国の大田地裁は27日、元挺身(ていしん)隊員らの訴訟に絡み差し押さえられていた三菱重工業の韓国内資産である商標権と特許権に関し、売却命令を決定した。韓国最高裁は、三菱重工に賠償を命じており、これを受けた措置。原告側支援団体が明らかにした。元徴用工訴訟をめぐり売却命令が出されたのは初めて。韓国最高裁の確定判決を「国際法違反」と批判する日本政府は、日本企業に実害が生じる「現金化」に強く反対してきた。命令通りに原告側が売却に踏み切れば、日韓関係の一層の悪化は必至だ。
情報源: 韓国裁判所、三菱重工の資産売却命令 元挺身隊訴訟、現金化なら関係悪化:時事ドットコム
三菱重工の資産売却命令 元挺身隊訴訟で韓国地裁(2021年9月27日), 0:30
Japan warns of blow to countries’ relations if S. Korean court seizes Mitsubishi assets, 2:02
商標登録insideNews: 三菱重工の資産売却を申請 徴用工訴訟 日本企業で3社目 – 産経ニュース
商標登録insideNews: 三菱重 差し押さえ申請…元挺身隊側、商標権や特許権 : 国際 : 読売新聞オンライン
(2022.8.19追記)
情報源: 韓国の大田地裁、「資産売却命令」を不服とした三菱の抗告を棄却 : 政治•社会 : hankyoreh japan
大田(テジョン)地裁民事抗訴3部(イ・ヒョソン裁判長)と民事抗訴4部(キム・ユンジョン裁判長)は商標権・特許権特別現金化(売却)命令に対する三菱の即時抗告を、それぞれ今月2日と先月28日に棄却した。