愛媛 商標登録 地域ブランド
愛媛県は、四国地方の瀬戸内海側西部に位置する県で、瀬戸内海を挟んだ広島県とは、瀬戸内しまなみ海道として知られた尾道大橋、多々羅大橋、来島海峡第一乃至第三大橋などの本州四国連絡橋の尾道・今治ルートでつながっています。また、アンテナのように伸びた佐田岬半島で瀬戸内海と隔てられた宇和海を挟んで大分県とも対峙しており、宇和海側は黒潮の影響もあり、降雨量は多くなっています。また、四国山地の石鎚山は西日本最高峰です。廃藩置県前の名称としては、伊予の国があり、予州という別称もあります。愛媛県の特産物としては、みかんなどの柑橘類が挙げられ、その他水産物としては、真鯛や鰤の養殖が盛んです。工業製品としては、120年もの間産業が受け継がれてきた今治のタオルも有名です。世界遺産の登録は四国にはありませんが、愛媛県には松山城や道後温泉などの観光スポットもあります。
いやされて愛媛旅~愛と姫の楽園~、2:04
愛媛県公式観光PR動画!「愛媛の絶景に出逢う。」、2:00
愛媛県観光ブランド動画「おかえりに出会う旅。-愛媛県(文化旅篇)」、3:00
愛媛の地域ブランド 農産物
1.にしうわみかん「地上の太陽」 by TATEO YANO、4:02
西宇和みかん(商標登録 第5015121号)は「JAにしうわ」管内10ケ所の選果場から出荷されるみかんの総称です。太陽の恵、海の恵、石垣の恵とそして農家の方々の愛情が西宇和みかんの魅力のもととなっています。西宇和みかん一番の特徴は、外皮の薄さです。さらに、果肉が入っている薄皮(瓤嚢・じょうのう)がひときわ薄く、果肉の味わいがダイレクトに舌に届きます。
愛媛県ではまあなみかん(商標登録 第5015122号)も地域団体商標として登録されています。真穴みかんの特徴は、皮の薄さと甘さ、その食感にあります。 みかんの甘みが濃く感じられ、甘みの後にほどよい酸味が口の中に広がります。果肉を包んでいる皮が薄いため、口にすると果肉がとろけるような食感を味わえます。
伊予市中山町は全国的にも有数の栗の産地で、食味が良くて大玉のものが多く、日本一の中山栗(商標登録 第5565057号)と言われています。
愛媛県西条市で生産されている春の七草(商標登録 西条の七草 第5034883号)は、地元主婦らのアイデアによって商品化され、環境庁選定の「名水百選」にも選ばれている「うちぬき(自噴地下水)」を利用した25年を超える栽培の歴史があります。
愛媛の地域ブランド 工業製品
5.愛媛の地域資源 ~今治タオル~、1:27
今治は、伊予木綿から始まり、豊かな水と気候に育まれた、高い品質を誇る日本一のタオル産地です。今治タオル(商標登録 第5060813号)は地域団体商標として登録されています。
菊間瓦(商標登録 第5023936号)は、700年余りの歴史を持ち、美しい「いぶし銀」の光沢が魅力の瓦で、堅牢で耐久性や耐寒性にすぐれ、一枚一枚手作業で磨かれた高品質の瓦です
大島石は青磁の輝きと呼ばれ、石目が細やかで、青味を含んだ石肌を持っています。周囲を圧倒する気品と風格。国産石でも有数の堅さと粘り気、そして、吸水率の低さが大島石(商標登録 第5543638号)の特徴です。
愛媛の地域ブランド 水産物
8.愛媛宇和島・戸島一番ブリ/鮮度を保つスピーディな出荷、1:29
昭和51年から宇和海の瀬戸黒潮が流れる戸島でぶりの養殖が始められています。戸島ぶり(商標登録 第5161880号 )は地域団体商標として登録されています。
愛媛の地域ブランド 水産加工品
9.じゃこ天は魚本来の味、1:00
宇和島じゃこ天(商標登録 第5083713号)は宇和海で水揚げされるホタルジャコを主原料とし、頭・内臓を手作業で取り除いた後水洗いし、直接骨や皮ごとミンチにかけ、出来上がったすり身を小判型にし、油で揚げます。
愛媛の地域ブランド 地域、温泉
10.【松山市公式PR動画】 道後温泉歓迎楽団「桶ストラ」、3:13
道後温泉(商標登録 第5071495号、商標登録 第5435121号)は3000年の歴史を誇る道後温泉は日本最古の名湯です。。“熱田津(にきたつ)の石湯や伊予の湯桁”の名で万葉集の枕歌にも詠まれるなど幾多の神話や伝説なかでも有名です。
愛媛の地域ブランド 飲食物
11. 宇和島 鯛めしのお召し上がり方, 1:41
宇和島鯛めし(第5916011号)は愛媛県南予(なんよ)の宇和島市が発祥の漁師メシで、鯛の刺身をだし汁、しょうゆ、酒、卵黄などで作ったタレで食べるところが特徴です。
愛媛の地域団体商標
地域団体商標は、広く知られている地域名と商品名(役務名)からなる文字商標を事業協同組合、農業協同組合等の団体が登録して地域ブランドとして保護するための制度です。地域との密接関連性が必要とされ、出願商標は、出願人又はその構成員により使用されており、そのことを証明できることが必要ですが、地域団体商標の商標権を取得すれば、自らの努力によって有名にし、信用を蓄積してきた地域ブランドを安心して使用することができ、他人の便乗使用を禁止することができます。愛媛県の地域団体商標の登録数は令和4年4月時点で12件です。
- 西宇和みかん 第5015121号 西宇和農業協同組合
- 真穴みかん(まあなみかん)第5015122号 西宇和農業協同組合
- 菊間瓦 第5023936号 菊間町窯業協同組合、菊間瓦工業協同組合
- 西条の七草 第5034883号 えひめ未来農業協同組合
- 今治タオル 第5060813号 今治タオル工業組合
- 道後温泉 第5071495号 道後温泉旅館協同組合
- 宇和島じゃこ天 第5083713号 宇和島蒲鉾協同組合
- 戸島ぶり 第5161880号 うわうみ漁業協同組合
- 道後温泉 第5435121号 道後温泉旅館協同組合
- 大島石 第5543638号 大島石協同組合
- 中山栗 第5565057号 えひめ中央農業協同組合
- 宇和島鯛めし 第5916011号 宇和島鯛めし協同組合
愛媛の地理的表示(GI)
地理的表示保護制度は、その地域ごとに長年培われた伝統的な生産方法や気候・風土・土壌などの生産地の特性が、品質などの特性に結びついている産品がありますが、このような産品の名称(地理的表示)を知的財産として登録して保護する制度ですが、愛媛県では平成30年7月時点で地理的表示の登録は1件あります。
- 伊予生糸 愛媛県西予市 平成28年2月2日
愛媛の伝統的工芸品
伝統工芸品は、特定の地域や文化において伝統的な技術や技法を用いて作られる美術品や手工芸品を指します。経済産業大臣が指定する伝統的工芸品は愛媛県には2件あります。
- 砥部焼(とべやき) 陶磁器 砥部焼協同組合
- 大洲和紙 和紙 大洲手すき和紙協同組合
愛媛の100年フード
文化庁では、我が国の多様な食文化の継承・振興への機運を醸成するため、地域で世代を超えて受け継がれてきた食文化を、100年続く食文化「100年フード」と名付け、文化庁とともに継承していくことを目指す取組を推進しています。
伝統 | いぎす豆腐 今治郷土料理普及協議会令和3年 北条鯛めし うちの郷土料理(農林水産省)令和3年 宇和島鯛めし 宇和島鯛めし協同組合令和3年 |
近代 | 津島の六宝 津島六宝保存協会令和3年 三津浜焼き 三津浜地区にぎわい創出実行委員会令和3年 |
未来 |
愛媛のブランドマーク
愛あるブランド認定マーク
愛あるブランド認定マークは、農林水産物に対して認定されるものと加工食品に対して認定されるものとがあり、それぞれ県内で生産され、或いは県内で生産された原材料を加工したものであって、安全、安心、品質、産地、特産などの認定基準を見たす生産物や加工品に付与されます。愛あるサポーター認定マーク
愛媛県では、県産農林水産物の安定供給や利活用推進に協力する者をサポーターとして登録し、地産地消を推進しています。愛媛県の魚シンボルマーク
愛媛県の魚シンボルマークは、瀬戸内海や宇和海を勢いよく泳ぐマダイをデザイン化し、赤色は新鮮なマダイと水産県愛媛の限りない発展、青色は愛媛県の美しく豊かな海を表しています。えひめいやしの南予ロゴマーク
愛媛県の西南部に位置する南予は、4市5町からなる地域の総称です。リアス式海岸の宇和海、四国カルストや滑床渓谷などの豊かな自然、大洲・内子・宇和に代表されるレトロな町並み、海・里・山の恵みを感じられる個性豊かな郷土料理などがあります。いやしの南予「いやし旅」編、2:39