岩手 商標登録・地域ブランド
岩手 商標登録 東北地方の北部(北東北)に位置する県で、面積が北海道の次に大きな県です。北上川が流れる県中央の盆地に盛岡市があり、太平洋側の地域にはリアス式海岸である陸中海岸があります。廃藩置県前の名称としては、陸中の国があり、陸州の別称もあります。また、東日本大震災で津波を受けた陸前高田市、大船渡市や釜石市南部は、陸前でした。盛岡市周辺などの内陸部は典型的な内陸性気候で、夏は暑く冬は寒くなり、八幡平などの山間部は積雪量も多くなります。県南部の平泉町には、世界遺産の毛越寺や中尊寺があり、奥州藤原氏の本拠地として平安時代では平安京に次ぐ大都市とされていました。
「雨ニモマケズ編」岩手県魅力発信PR動画、3:08
岩手県PR特使 いわて☆はまらいん特使 村上弘明氏 魅力発信PR動画5分 「いわての不思議に会いたくて ~遠野篇~」、5:00
岩手の地域ブランド 農作物
1.【100万円】「江刺りんご」初競り 1箱100万円も…、0:47
太陽の光をいっぱい浴びて育った江刺りんご(商標登録第5106022号)は甘さと酸味のバランスが良く「ジョナゴールド」「サンふじ」を始め美味しいりんごが生産されています。紅ロマンという新ブランドも追加されています。紅ロマンは岩手県のリンゴ農園、紅果園の高野卓郎氏が「シナノレッド」に「さんさ」を交配させたJA江刺のオリジナルの極早生(早く出荷できる)品種となっています。
岩手107号として開発されていた新しい品種の銀河のしずくは、白くてつやがあり、「かろやかな口当たり」と「ほのかな甘み」を楽しめる米です。 平成27年産米の食味ランキングで、「特A」評価を 取得しています。
釜石地方独特の甲子柿は柿室(かきむろ)で燻して脱渋して生産されています。普通の柿と比べて驚くほどやわらかく、ゼリーのような食感が特徴です。甲子柿の原料となる小枝柿(種無し)は、明治初期に気仙地方からもたらされて以来、生産地で栽培され続けている唯一の品種です。
岩手の地域ブランド 酒
4.【奥州光一代】 無ろ過 生原酒 前沢ブランド誕生秘話!、1:59
5.SAKE of IWATE × France – Maya, MI France 2022 découvre le saké d’IWATE (7 min ver.)
岩手の地域ブランド 工芸品
6.【PureJapanAsia日本調査隊】南部鉄器の魅力、15:00
南部鉄器(商標登録第5102662号)は17世紀中頃南部藩の盛岡で京都から釜師を招いて茶の湯釜をつくらせたのが始まりです。今日では焼型、乾燥型の鋳型作り、紋様押し、肌打ち、漆仕上げ等の伝統的技法により生産されています。
7.岩手県産品プロダクトムービー【南部鉄器】、2:37
8. 岩手県産品プロダクトムービー【岩谷堂箪笥】、2:28
岩手の地域ブランド 畜産物
9. いわて牛 ”父と子” 篇、1:16
いわて牛(商標登録第5029319号)と、いわて短角和牛(商標登録第5029320号)が夫々地域団体商標として登録されています。いわて牛は東京食肉市場で開催される全国肉用牛枝肉共励会において、全国最多11回の日本一に輝いている日本最高級のブランド牛です。飼料は安全性と栄養に配慮し、肉骨粉を全く使用しておりません。また、厳重な監視体制のもと、家畜の粗飼料生産はもとより、たい肥施用や有機肥料づくりを行い、自然循環型農業を構築しています。いわて牛ブランドサイト
岩手の地域ブランド 水産物
10.おいしい!ヘルシー!真崎わかめのヒ・ミ・ツ、13:37
真崎わかめ(商標登録第5109632号)が育つ海域は親潮と黒潮が交差する潮目で、プランクトン、各種ミネラル及び栄養分が豊富です。この天然漁場から採取した種苗を天然若布が育つ環境に限りなく近づけた沖合の養殖場で生産されています。
野田村のホタテは、潮通しがよく、水質がきれいな、淀みのない荒れた外海(そとうみ)の海流に揉まれて育ちます。貝柱はぷりぷりとして生臭みがなくクリアな味と定評があります。また、漁師さんたちは波が荒い野田村の海で厳しい環境に屈することなく漁業に従事する荒海団と名乗っています。
広田湾は全国で唯一イシカゲ貝を養殖している場所で、帆立などの養殖から震災後に復興から養殖を始めた経緯もあります。天然の稚貝の採苗、砂を入れたタライを海中に吊るして行う養殖技術が確立しており、クリーム色の足の部分を食べるのがイシカゲ貝です。イシカゲ貝は遊離アミノ酸の割合が高く、弾力があり、甘みと旨味が特徴で、地理的表示に登録されています。
岩手の地域ブランド 林産物
13. 【岩手木炭story】歴史、人、森 岩手の風土が作り出す『岩手木炭』ができるまで, 7:20
岩手木炭は、日本一の生産量を誇る岩手県で純国産のコナラ・ミズナラを炭材として作られており、火がつきやすく、煙や炎も上がらず、少量で高い火力が得られ、火も長持ちするので、快適で経済的です。木炭では唯一地理的表示として登録されています。
岩手の地域ブランド その他
14. 岩手印象(IWATE IMAGE) Long ver., 5:54
15. 【注目】盛岡からMORIOKAへ ニューヨーク・タイムズ紙「今年行くべき52か所」の2番目に選定、4:00
ニューヨーク・タイムズ紙の影響で盛岡市の注目度が高まっているとのニュースです。北上川が中心部を南北に流れ、北には岩手山がそびえる盛岡市は、わんこそばや冷麺なども有名ですが、南部鉄器の工場兼店舗にも気軽に立ち寄れたりします。
岩手の地域団体商標
地域団体商標は、広く知られている地域名と商品名(役務名)からなる文字商標を事業協同組合、農業協同組合等の団体が登録して地域ブランドとして保護するための制度です。地域との密接関連性が必要とされ、出願商標は、出願人又はその構成員により使用されており、そのことを証明できることが必要ですが、地域団体商標の商標権を取得すれば、自らの努力によって有名にし、信用を蓄積してきた地域ブランドを安心して使用することができ、他人の便乗使用を禁止することができます。岩手県の地域団体商標の登録数は令和4年4月時点で7件です。(岩手 商標登録)
- いわて牛 第5029319号 全国農業協同組合連合会
- いわて短角和牛 第5029319号 全国農業協同組合連合会
- 南部鉄器 第5102662号 岩手県南部鉄器協同組合連合会
- 江刺りんご 第5106022号 岩手江刺農業協同組合
- 真崎わかめ 第5109632号 田老町漁業協同組合
- 岩泉まつたけ 第5931806号 岩泉まつたけ事業協同組合
- 八幡平マッシュルーム 第6301510号 企業組合八幡平地熱活用プロジェクト
岩手の地理的表示(GI)
地理的表示保護制度は、その地域ごとに長年培われた伝統的な生産方法や気候・風土・土壌などの生産地の特性が、品質などの特性に結びついている産品がありますが、このような産品の名称(地理的表示)を知的財産として登録して保護する制度です。農林水産物に関しては農林水産省が管轄しています。岩手県では令和6年2月時点で8件の地理的表示が農林水産省で登録されています。
- 前沢牛 平成29年3月3日 岩手ふるさと農業協同組合
- 岩手野田村荒海ホタテ 平成29年11月10日 野田村漁業協同組合
- 岩手木炭 平成30年8月6日 一般社団法人岩手県木炭協会
- 二子さといも 平成30年9月27日 二子さといも協議会
- 浄法寺漆 平成30年12月27日 岩手県浄法寺漆生産組合
- 甲子柿 令和3年3月12日 甲子柿の里生産組合
- 広田湾産イシカゲ貝 令和4年2月3日 広田湾漁業協同組合
- 西わらび 令和6年1月29日 西和賀わらび生産販売ネットワーク
岩手の伝統的工芸品
伝統工芸品は、特定の地域や文化において伝統的な技術や技法を用いて作られる美術品や手工芸品のことを指します。経済産業大臣が指定する伝統的工芸品は岩手県には4件あります。
- 南部鉄器 金工品 南部鉄器協同組合
- 岩谷堂箪笥 木工品・竹工品 岩谷堂箪笥生産協同組合
- 秀衡塗 漆器 岩手県漆器協同組合
- 浄法寺塗 漆器 岩手県浄法寺漆生産組合
岩手の100年フード
文化庁では、我が国の多様な食文化の継承・振興への機運を醸成するため、地域で世代を超えて受け継がれてきた食文化を、100年続く食文化「100年フード」と名付け、文化庁とともに継承していくことを目指す取組を推進しています。
伝統 | 一関・平泉の伝統的なもち食文化 一関もち食推進会議令和3年 わんこそば 元祖わんこそば全日本大会運営委員会令和3年 まめぶ 岩手県久慈市令和3年 じゅうね餅 奥州市観光物産協会胆沢支部令和3年 南部鼻曲がり鮭の新巻鮭 大槌町令和4年 |
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近代 | ||
未来 | 盛岡三大麵(わんこそば、盛岡じゃじゃ麺、盛岡冷麺) 盛岡三大麵普及協議会令和3年 |
岩手のブランドマーク
岩手 黄金の國、いわて。
岩手 黄金の國、いわて。はキャッチコピーのマークで、「マルコ・ポーロや西行法師、松尾芭蕉が憧れた理想郷。」がサブコピーとして盛り込まれています。「岩手ブランド」の構築に向けて、平泉をはじめとした岩手の誇る歴史や文化、恵まれた自然、高品質な農林水産物、各地で伝承される伝統芸能・伝統工芸、実直で勤勉な人材など、広い応用範囲で使用されています。三陸復興ロゴマーク
東日本大震災及び津波により被災した県民や、企業・事業所の復興への取組を、広く知っていただくために創作された、女流書家金澤翔子氏の揮毫のロゴマークです。岩手県ふるさと認証食品
食材の宝庫である岩手県では、主要原材料は岩手県産100%であること、生産された工場等が岩手県内であること、及び食品としての品質が優れていることの3つの基準に適合したことを県が認証した食品にはEマークが付与けられます。岩手県認定認証機関マーク
節減対象農薬と化学肥料双方の節減をした特別栽培農産物に対して付与される認定マークです。農業の自然循環機能の維持増進を図るため、化学合成された農薬及び肥料の使用を低減することを目的としています。岩手県観光シンボルマーク
岩手県観光シンボルマークは、ショッピングバッグをモチーフとし、太陽と元気の赤、森の緑、空と海の青、黄金の稲穂の黄色、4つの色に囲まれた白が、岩手県の地形になっており、そこに岩手のイニシャル「I」をおいて女性の顔にコラージュされているユニークな観光促進用のシンボルマークです。岩手が分かるようなフレーズをどこかに盛り込んで使用するものとされています。いわての旅 シンボルマーク「世界遺産平泉」「平泉の文化遺産」シンボルロゴ
「世界遺産平泉」と「平泉の文化遺産」のイメージの普及や周知に寄与すると認められる観光PR用のロゴマークです。