青森 商標登録 地域ブランド
青森 商標登録 青森県は本州最北端の県で、陸奥湾を東側の下北半島と西側の津軽半島が囲むような地形を有し、東側は太平洋、西側は日本海、北側は津軽海峡に面しています。廃藩置県前の名称としては、陸奥が知られていて、また奥州という別称もあります。世界遺産白神山地を有し、十和田八幡平国立公園や三陸復興国立公園などの景勝地もあります。
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青森の地域ブランド 農作物
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農林水産省の地理的表示保護(GI)制度における全国初の登録産品として、くじ引きではありますが、農林水産省大臣登録第1号となっています。
熟成して黒くなる黒にんにく(商標登録 第5777236号)には、生にんにくにわずかしか含まれないS-アリルシステイン、シクロアリイン、ピログルタミン酸、GABAなどが豊富に含まれます。
国内生産量の約80%という高いシェアを占める青森県のにんにくは、大玉で1片が大きく実がよくしまり、雪のような白さと品質の良さが自慢です。たっこにんにく(商標登録第5002091号)は地域団体商標として登録されています。
嶽きみ(商標登録第5042511号)は、昼夜の温度差が大きく嶽地区特有の火山灰土壌により、コクのある旨味があり、糖度が高く、皮が薄いのが特徴です。
大鰐温泉もやし(商標登録第54999485号)は土耕栽培にこだわり、350年以上の歴史と伝統を誇り、津軽藩主にも献上した幻の冬野菜です。
野辺地町を中心に栽培される野辺地葉つきこかぶ(第5513618号)は、葉がまるごとついてフルーツのような甘みと柔らかい食感が特徴で、なまでも食べることができます。気温の低い夜明け前の早朝から収穫しその日のうちに出荷することで鮮度を保つようにしています。
津軽の桃(商標登録 第58671775号)は果肉がしまって深い甘みがあり、日持ちの良さも魅力な桃です。主力品種は「あかつき」、「川中島白桃」、「黄金桃」で、桃の生産で本州最北端とあって他県の産地に比べ遅くまで収穫できるというメリットがあります。
青森は全国のりんご生産量の約60%を占める日本一のりんご王国です。その中では「ふじ」が5割を占め、次いで「つがる」「王林」が各1割、その次に生産量が多いのが「ジョナゴールド」となっています。
スチューベンは糖度20度前後と甘く、房が大きく着粒数が多く、貯蔵性も高いところに特徴があります。スチューベンはニューヨーク農業試験場が育成した品種で、鶴田町は生産量は約1,100t、日本一の生産量を誇る産地となっています。
青森の地域ブランド 米
10.「カレーライスの女」| 青森お米 青天の霹靂 WEBムービー、5:33
青天の霹靂は青森県初の特Aランキングのお米です。青森米本部
青森の地域ブランド 織物、染物
11.あおもり藍 ATV、7:02
青森の地で一度は衰退した藍を、休耕田活用により再び新たな産業とするべく「あおもり藍」と命名して栽培が始まりました。あおもり藍は地域団体商標(第6646469号)として登録されています。
青森の地域ブランド 水産物
12.大間の本マグロに3億3360万円 豊洲市場で初競り(19/01/05) 、1:00
2019年、東京・築地市場(中央区)で5日朝、新年恒例の初競りが行われ、青森県大間産のクロマグロに3億3360万円という史上最高値がつきました。大間まぐろ(第5051377号)は地域団体商標として登録されています。
「十和田湖ひめます」(商標登録 第5731465号)は味がよく、アンセリンやアスタキサンチンなど、からだを元気にしてくれる成分も豊富と評判です。
風間浦鮟鱇(第5699337号)は青森県下北半島の風間浦で水揚げされるブランド鮟鱇です。漁師たちが長年磨いてきた漁法で水揚げされる鮮度抜群な鮟鱇は、風間浦村ならではの御馳走となりました。港を出てすぐに水深が深くなる過酷な地形を利用して風間浦鮟鱇は生きたまま水揚げされています。
十三湖は白神山地から注ぐ岩木川の淡水と満潮時に日本海からの海水がが流入する県内で3番目に大きな汽水湖です。青森県のしじみの生産量は全国第2位で、粒も大きな十三湖産大和しじみはその美味しさと貝の美しさから黒いダイヤともいわれ高く評価されています。
小川原湖産大和しじみの特徴は個体の大きさで、八甲田山系の豊かな森からミネラル豊富な水が注がれる小川原湖では4年程度の歳月をかけ成長させてから漁獲するため、殻長が大粒で濃厚な出汁が出るだけでなく、その身もしっかり味わうことができます。
ウスメバルという種類の津軽海峡メバル(第6022365号)は地域団体商標として登録されています。津軽海峡の速い潮の流れで育った中泊産の津軽海峡メバルは、適度な運動量と豊富な餌を食べていることから肉質が良く、豊洲市場でも高級魚として扱われています。
青森の地域団体商標
地域団体商標は、広く知られている地域名と商品名(役務名)からなる文字商標を事業協同組合、農業協同組合等の団体が登録して地域ブランドとして保護するための制度です。地域との密接関連性が必要とされ、出願商標は、出願人又はその構成員により使用されており、そのことを証明できることが必要ですが、地域団体商標の商標権を取得すれば、自らの努力によって有名にし、信用を蓄積してきた地域ブランドを安心して使用することができ、他人の便乗使用を禁止することができます。青森県の地域団体商標の登録数は令和4年4月の時点で13件です。
- たっこにんにく 第5002091号 八戸農業協同組合
- 嶽きみ 第5042511号 つがる弘前農業協同組合
- 大間まぐろ 第5051377号 大間漁業協同組合
- 大鰐温泉もやし 第5499485号 プロジェクトおおわに事業協同組合
- 野辺地葉つきこかぶ 第5513618号 ゆうき青森農業協同組合、全国農業協同組合連合会
- 風間浦鮟鱇 第5699337号 下風呂漁業協同組合、易国間漁業協同組合、蛇浦漁業協同組合
- 十和田湖ひめます 第5731465号 十和田湖増殖漁業協同組合
- 青森の黒にんにく 第5777236号 協同組合青森県黒にんにく協会
- 横浜なまこ 第5788939号 横浜町漁業協同組合
- 津軽の桃 第5867177号 津軽みらい農業協同組合
- 津軽海峡メバル 第6022365号 小泊漁業協同組合 下前漁業協同組合
- 三沢昼いか 第6397267号 三沢市漁業協同組合
- ときわにんにく 第6519597号 津軽みらい農業協同組合
- あおもり藍 第6646469号 あおもり藍産業協同組合
青森の地理的表示(GI)
地理的表示保護制度は、その地域ごとに長年培われた伝統的な生産方法や気候・風土・土壌などの生産地の特性が、品質などの特性に結びついている産品がありますが、このような産品の名称(地理的表示)を知的財産として登録して保護する制度です。農林水産物に関しては農林水産省が管轄しています。青森県では令和6年2月時点で7件の地理的表示が農林水産省で登録されています。
- あおもりカシス 平成27年12月22日 あおもりカシスの会
- 十三湖産大和しじみ 平成28年12月7日 十三漁業協同組合、車力漁業協同組合
- 小川原湖産大和しじみ 平成29年12月15日 小川原湖漁業協同組合
- つるたスチューベン 平成31年3月20日 つるたスチューベン日本一推進協議会
- 大鰐温泉もやし 令和2年3月30日 大鰐温泉もやし増産推進委員会
- 清水森ナンバ 令和2年12月23日 在来津軽清水森ナンバブランド確立研究会
- 青森の黒にんにく 令和6年1月29日 協同組合青森県黒にんにく協会
青森の伝統的工芸品
伝統工芸品は、特定の地域や文化において伝統的な技術や技法を用いて作られる美術品や手工芸品のことを指します。経済産業大臣が指定する伝統的工芸品は青森には1件あります。
- 津軽塗 漆器 青森県漆器協同組合連合会
青森の100年フード
文化庁では、我が国の多様な食文化の継承・振興への機運を醸成するため、地域で世代を超えて受け継がれてきた食文化を、100年続く食文化「100年フード」と名付け、文化庁とともに継承していくことを目指す取組を推進しています。
伝統 | 清水森ナンバ一升漬 青森のうまいものたち令和3年 八戸せんべい汁 🈶 八戸せんべい汁研究所令和3年 |
近代 | |
未来 | 十和田バラ焼き 十和田バラ焼きゼミナール令和5年 黒石つゆやきそば 黒石つゆやきそば伝紹会令和5年 |