北海道 地域ブランド・商標登録
北海道 地域ブランドとして、農産物と畜産物は広い大地を生かした業務形態となり、冷涼な気候に恵まれ、内地とは異なる大規模な生産活動が行われています。
北海道の地域ブランド 畜産物
1.農業のチカラ第1回 「十勝の和牛を知る」、9:30
十勝和牛(商標登録第5443137号)は、2011年に地域団体商標に登録されています。十勝和牛は黒毛和種で、ホルスタインと雑種系の十勝牛とは異なっており、広大な大地と「十勝晴れ」と呼ばれる長い日照時間が特長の十勝で、太陽をいっぱいに浴びて育った和牛です。農業のチカラ第2回 農業のチカラ(第3回・第4回)
農業のチカラ第1回 「十勝の和牛を知る」
2.上士幌町ナイタイ高原、2:15
公共牧場としては日本一広い、総面積約1,700ha(東京ドーム358個分)の牧場で、牛や馬の放牧を見ることが出来ます。「十勝ナイタイ和牛」は、生まれも育ちも十勝・上士幌町の町内一貫生産牛で、地域団体商標(商標登録第5868043号)として登録されています。ナイタイとはアイヌ語で”奥の深い沢”という意味だそうです。
上士幌町ナイタイ高原
ワインを生産する際に発生する搾りかすの澱を餌に混ぜて飼育しています。いけだ牛(第5564994号)は地域団体商標として登録されています。
8月11日放送 築け!食の王国「十勝・いけだ牛」
士幌町は国産肉牛の飼育頭数が日本一の町です。雄のホルスタイン種を肉牛として肥育したのがしほろ牛(第6130194号)で、脂肪が少なくジューシーで柔らかい赤身が特徴です。
北海道士幌町 ふるさと納税PRムービー"酪農家特集"
十勝地域の軟水を使用した磨き等の製造工程確立により、ナッツや干し草のような熟れた芳醇な香りとさわやかなミルクの香りが感じられ、日本人の嗜好に合ったラクレットが生産されています。
【博多阪急 冬の北海道物産大会】「十勝プライド」十勝ラクレットモールウォッシュ製造の裏側に潜入!
北海道の地域ブランド 農作物
6.ゆめぴりか ブランドムービー、1:49
北海道米(商標登録第5594136号)は、品種が多種多彩。「ゆめぴりか」と「ななつぼし」が良く知られていますが、主食として食べられるうるち米だけでも、十数品種もあります。
ゆめぴりか ブランドムービー
幌加内そば(第5063037号)は、幌加内町の冷涼な気候、昼夜の寒暖の差、日中の気温上昇を穏やかにする朝霧などの自然条件がそば栽培に適していたこと等から作付面積が増え、1980年(昭和55年)にそばの生産量としては全国一となりました。乾燥にあたっては、急速な高温乾燥では風味が低下するため、そば乾燥調整施設「そば日本一の館」と「そば日本一の牙城」で自然乾燥に近い除湿マドラー通風乾燥方式の乾燥を行っています。
2016幌加内そば畑
摩周そば(商標登録第6209151号)は、道東の弟子屈町で生産される気温差と、夏の冷涼な気候を生かし、美味しい蕎麦となっていて、刈り入れからすぐ収穫せず、一度そばを刈り倒してから畑で少しの間一時乾燥させます。
【ムーブ弟子屈】#10 摩周そばの収穫 1分編
新冠ピーマンは苦味が少なく生で食べられる甘みを持つ「みおぎ」を品種としており、馬農家が軒を連ねる土地柄を活かした、馬糞たい肥をすき込んだ有機土壌の土づくりを利用し、北海道で一位の生産量となっています。
品種は「みおぎ」 北海道・新冠町でピーマンの収穫最盛期
北海道帯広市大正町で生産される大正メークイン(第5051631号 )は粘りの多い粘質タイプで、煮崩れしにくいのが特徴です。芽が深くなく加工がしやすいので、カレーや肉じゃがなどの煮込み料理はもちろん、フライドポテトやポテトサラダなど、どんなお料理にも使える万能食材です。
帯広でジャガイモ収穫が最盛期 小ぶりでも玉数多く
今金男しゃくは第6031227号として地域団体商標登録されており、町内だけで一貫生産されています。どの種イモに病気などが生じたかを後から把握できるように、土の中に植える直前で切り離してます。また、今金男しゃくは2019年9月にGI登録もなされています。
”今金男しゃく”収獲と出荷始まる 【幻のジャガイモ】【実際の作業をご紹介】【2022JA今金町】
稚内地区で生産される勇知いも(第5807860号)は道内でも澱粉が多いことで知られ、5月に植え付け、9月末から10月にかけて収穫し、冬期間は雪氷貯蔵施設で保管され、その結果、春には果物並みの糖度(12、13度から14、15度)となります。
勇知いも 稚内ブランド認定品 原材料
中札内村えだ豆は、第6069978号として地域団体商標登録されており、収穫から3時間以内で製品化することで品質を保っています。
24時間ぶっ通しで収穫!旬のおいしさをギュッと詰め込んだ北海道の枝豆づくりは大変だ!! 中札内村農協
日高山脈を源とした清流、沙流川沿いに広がる平取町は夏は冷涼で昼と夜の寒暖差があり、冬も雪が比較的に少なくトマト栽培に適しています。平取町は近隣には畜産関係者も多く堆肥なども入手し易く土作りにも適しています。平取町のびらとりトマト(第5503346号)は糖度・酸度のバランスが良く美味しいトマトです。
【 GREEN WEB 】びらとりトマトの収穫(JAびらとり/平取町・日高町)
豊浦いちごは地域団体商標として登録されています。町特産イチゴ「けんたろう」は濃厚な果実味(酸味)と甘みが特徴で、2021年から出荷されている新品種でやや大きいイチゴ「雪ララ」の収穫も行われています。
濃厚な果実味と甘さ 豊浦町特産イチゴの収穫始まる
夕張メロンは地理的表示(GI)としても登録されています。いままでの最高額は2玉300万円でしたが、2018年に320万円を記録しました。「夕張メロン」は、父「スパイシーカンタロープ」母「アールスフェボリット」を親にもつ一代交配種で、父親と母親の優れた性質を、その子一代に限り発揮する遺伝学上の特性を利用した品種であり、種子が夕張市外に出たことがありません。果実内部は果肉色がオレンジ色で、果肉は繊維質が少ないことから非常に柔らかく、ジューシーです。芳醇な香りが強い品種で、糖度は10度以上に達します。
夕張メロン2玉320万円 初競り過去最高額、北海道
ほべつメロン(第5091305号)は北海道むかわ町穂別特産で、糖度は高いもので15.5度から16度もあり、くっきり美しいネットと濃いオレンジ色の果肉が特徴です。
ほべつメロンを語る
摩周メロン(第6112323号)は、昼夜の温度差が大きいことから糖度が増し甘みの強いメロンですが、生産量が少なく「幻の」が謳い文句となっています(摩周そばもです。)。オトメの祈り(青肉)と摩周レッド(赤肉)のブランドがあります。
【ムーブ弟子屈】#6 夏の味覚 幻の「摩周メロン」
赤肉メロンのルピアレッドやティアラを育てて富良野メロンとしており、寒暖差が激しい気象環境が糖度が高く甘みの強いメロンを生み出します。一般的な富良野メロンの糖度は15度前後で、夕張メロンの糖度は11~12度程度と言われ、糖度の比較では富良野メロンの方が甘いメロンとなります。
【#1富良野メロン】これぞ北海道!富良野メロンを贅沢まるごとポタージュに
十勝川西長いも(第5002095号)は、長さが短いとっくり形の外観をした「やまといも」の一種で、昼夜の寒暖差が大きいことから、きめ細かく真っ白な肉質と粘りがあるのが特徴です。十勝川西長いもは地域団体商標及び地理的表示として登録されています。
十勝川西長いもの収穫スタート 収量平年並み品質良好
北海道の地域ブランド 産品動画紹介
北海道 地域ブランド・商標登録 全国ご当地名産品 vol.1-1 水産物 加工食品 酒 温泉 地域団体商標 地理的表示 ブランドマーク
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