茨城 商標登録 地域ブランド
地域ブランド 茨城県は関東東北部で太平洋に面して位置する県です。県全体として平野部が多く、県南部には日本第2位の面積を誇る霞ケ浦や北浦などの湖があり、南側の県境は坂東太郎の異名を持つ利根川によって形成されています。筑波山のふもとに作られた研究学園都市とその周辺には、JAXA, 産業技術総合研究所, 筑波大学などの国の機関・研究所や民間企業の研究施設が多く存在しています。観光資源としては、ネモフィラやコキアで有名になった国営ひたち海浜公園や袋田の滝、牛久大仏、水戸の偕楽園なども有名です。平野部では農業が盛んで、その農業産出額は北海道に次ぐ規模であり、江戸崎のかぼちゃ、飯沼の栗なども広く知られていますが、白菜、メロン、さつま芋、れんこん、梨なども有名です。意外なものでは、芝もつくば市が日本一とのことで、茨城県のゴルフ場には深いつながりがありそうです。
【改訂版】茨城県PR映像「Outlook IBARAKI」 日本語版
茨城県のアクセスの良さ,世界に誇る農業や工業,科学技術の集積,魅力的な観光資源などを紹介しています。
国営ひたち海浜公園のみはらしの丘では4月中旬から5月上旬では約530万本のネモフィラが咲きます。7月~11月はコキアが緑、オレンジ、赤と色を変えて絶景となります。
【絶景茨城】ネモフィラ 国営ひたち海浜公園 |VISIT IBARAKI,JAPAN, 2:28
【絶景茨城】コキア|VISIT IBARAKI, JAPAN、2:00
【#03】アナウンサーひとりでできるもん ~茨城「食」名産品ニュース~【茨ひより】
茨城県バーチャル広報課の一員としてVtuber 茨 ひよりアナウンサーが着任しています。
茨城の地域ブランド 工芸品
1.【日本遺産構成施設】笠間焼(茨城県笠間市)、1:34
笠間焼(第5082726号)は江戸時代の安永年間に、久野半右衛門が始めた「箱田焼」と山口勘兵衛が始めた「宍戸焼」が笠間焼の源流と言われています。その後は主に甕や擂鉢などの生活雑器が作られていました。伝統的な笠間焼はもちろん、笠間土を使った現代的な表現も笠間焼の特徴です。
茨城の地域ブランド 織物、染物
2.ふれる 感じる 本場結城紬、9:50
本場結城紬は栃木県小山市と茨城県結城市に跨る地域ブランドとして地域団体商標に登録されています。結城紬は、日本最古の歴史を有する高級絹織物であり、全行程が手作業で行われ,その中でも糸つむぎ・絣くくり・地機織りの3工程は昭和31年に「国重要無形文化財」に,昭和52年に「伝統的工芸品」に,そして平成22年には「ユネスコ無形文化遺産」に登録され,日本が世界に誇る文化であります。
茨城の地域ブランド 畜産物
3. 奥久慈しゃも、0:30
茨城のブランド地鶏「奥久慈しゃも」は,奥久慈の大自然の中でじっくり育てられているため,低脂肪で引き締まった肉質が特徴です。奥久慈しゃもは地理的表示として登録されています。
常陸牛(ひたちぎゅう)は、30ヵ月有余にわたり、磨かれた飼育管理技術と厳選された飼料のもとに育てられ、食肉取引規格A、Bの4と5等級に格付けされた肉質の優秀なものだけに厳選されています。
茨城の地域ブランド 農作物
5.いばたべGO!「奥久慈なす」#17、9:43
奥久慈なすは皮が柔らかく身が締まっているのが特徴で、「煮て良し」、「焼いて良し」、「漬けて良し」の万能食材です。
江戸崎かぼちゃは、昭和57年度に茨城県銘柄産地指定、平成27年に地理的表示保護制度(GI)に登録されました。「江戸崎かぼちゃ」は、堆肥による土作りをし、畑で完熟するのを待って収穫をしますので、たっぷりと太陽光を浴びて甘さも、栄養価も抜群です。出荷期間は5月下旬より7月上旬までです。
霞ヶ浦周辺は水が豊富なことから肉厚で美味しい蓮根が育つとされています。先の見通しが良くなると言われる縁起物のため、年末年始に重宝されます。
茨城の地域ブランド 水産物
8.【食レポ】蝶野正洋が五感をフル稼働!絶品あんこう鍋を食らうin大洗あんこう祭、5;49
鮟鱇といえば鮟鱇のつるし切りで捌いて、そのあとで味噌仕立てや醤油仕立ての鍋の具材になりますが、ほぼ捨てるところがないと言われています。大洗町の沖合(常磐沖)は、プランクトンや小魚が豊富です。それらを捕食しているこの地域で捕れた「あんこう」は特に美味しいことから、「西のふぐ、東のあんこう」との言い伝えがあります。
茨城の地域ブランド 加工食品
9.茨城放送 スクーピーレポート 「日本一のご当地メシ 龍ヶ崎コロッケ」、4:59
第2回『ご当地メシ決定戦!2014』で日本一の栄冠を手にした龍ケ崎市の新名物が、龍ケ崎コロッケです。龍ケ崎コロッケ(第5939044号)は地域団体商標として登録されています。
茨城の地域団体商標
地域団体商標は、広く知られている地域名と商品名(役務名)からなる文字商標を事業協同組合、農業協同組合等の団体が登録して地域ブランドとして保護するための制度です。地域との密接関連性が必要とされ、出願商標は、出願人又はその構成員により使用されており、そのことを証明できることが必要ですが、地域団体商標の商標権を取得すれば、自らの努力によって有名にし、信用を蓄積してきた地域ブランドを安心して使用することができ、他人の便乗使用を禁止することができます。茨城県の廃藩置県前の名称は、常陸の国と下総の国の北側の一部です。常陸の国の別称として常州という名称もあります。茨城県の地域団体商標の登録数は令和4年4月時点で5件です。
- 笠間焼 第5082726号 笠間焼協同組合
- 本場結城紬 第5026150号 本場結城紬卸商協同組合,茨城県本場結城紬織物協同組合,栃木県本場結城紬織物協同組合
- 龍ケ崎コロッケ 第5939044号 龍ケ崎市商工会
- 奥久慈なす 第6080987号 常陸農業協同組合
- 那珂かぼちゃ 第6243704号 常陸農業協同組合
茨城の地理的表示(GI)
地域ごとに長年培われた伝統的な生産方法や気候・風土・土壌などの生産地の特性が、品質などの特性に結びついている産品がありますが、地理的表示保護制度は、このような産品の名称(地理的表示)を知的財産として登録して保護する制度です。茨城県では令和5年8月時点で地理的表示の登録が5件あります。
- 江戸崎かぼちゃ 平成27年12月22日 稲敷農業協同組合
- 飯沼栗 平成29年6月23日 下飯沼栗生産販売組合
- 水戸の柔甘ねぎ 平成30年2月7日 水戸農業協同組合
- 奥久慈しゃも 平成30年12月27日 農事組合法人奥久慈しゃも生産組合
- 行方かんしょ 令和5年3月31日 行方かんしょブランド推進協議会
茨城の伝統的工芸品
伝統工芸品は、特定の地域や文化において伝統的な技術や技法を用いて作られる美術品や手工芸品のことを指します。経済産業大臣が指定する伝統的工芸品は茨城県には3件あります。
- 結城紬 織物 茨城県本場結城紬織物協同組合
- 笠間焼 陶磁器 笠間焼協同組合
- 真壁石燈籠 石工品 真壁石材協同組合
茨城の100年フード
文化庁では、我が国の多様な食文化の継承・振興への機運を醸成するため、地域で世代を超えて受け継がれてきた食文化を、100年続く食文化「100年フード」と名付け、文化庁とともに継承していくことを目指す取組を推進しています。
伝統 | 鮒甘露煮 古河市令和5年 |
近代 | ほしいも ひたちなか・東海・那珂ほしいも協議会令和3年 牛久ワイン ワイン文化日本遺産協議会令和3年 |
未来 | 笠間の栗菓子文化 笠間マロンコレクション令和3年 |
茨城県のブランドマーク
いばらきブランド認証マーク
茨城県商工会連合会では、茨城県産原材料を一定量使用、又は伝統的技術を用いて製造された商品に「いばらきブランド」認証マークを付与しています。「いばらきブランド」認証マークは、海、山、大地の特産品が一同に取揃っているという、茨城県の最大の強みを取入れて、<海の幸>を青色、<山の幸>を緑色、そして<大地の恵み>をアース・カラーの茶色でシンボリックに表しています。おすすめ逸品市場に認証された「Best Select IBARAKI」の商品が紹介されています。令和4年7月の時点で60の商品が認証されています。
茨城をたべようシンボルマーク
茨城をたべよう運動推進協議会が管理する茨城をたべようシンボルマークは茨城県産農林水産物をPRし地産地消を推進する目的で使用されます。